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まろんによる全力で電車に座るための分析術

まろんは電車通勤である。結婚前は通勤10分だったが、今では通勤1時間15分が課せられた。

果てることのない...通勤地獄...!

乗り越えるには...そう...座席の確保!

サラリーマン達による熾烈な座席競争に打ち勝たねばならない...!

某先生風に語ればこんなところである。まろんは、2時間かかる人にくらべれば遥かにマシだし、帰宅時は座れるのでハングリー精神にかけるかもしれないが、座れるものなら座る。その為に、まろんは勝利の方程式を立てた。

兎にも角にも立ち位置

搭乗する電車は、まろんの駅に着くときには座席は100パーセント埋まっているが、吊革の占拠率は20パーセント程度である。

つまり、プラットホームでの陣取りに失敗しなければ、大抵の吊革位置は確保できるようになっている。となれば、早めに座席を開けて降りそうな乗客を、こちらで選ぶことができる。ただし、ドア付近の座席は混雑率が120パーセントなので確信を持ったとき以外は危険である。

乗客の顔と降りる駅を暗記する

まろんが最初に思ったのは、決められた時刻の電車に乗れば、見知った顔が出てくることだ。つまり、乗客の顔を覚えて降りる駅を暗記してしまえばいい。実にシンプルだが確実な勝ち方である。

しかし、思惑は早々に破綻する。まず、赤の他人の顔を全員覚えるのは、想像以上に困難だ。それに毎回同じ座席に座る人はいない

 服装で判別する

まろんの通勤電車は都心に向かって行く電車である。1時間の間に15駅ぐらいあるだろうか。顔を覚えようとして失敗し続けたまろんは、日々の通勤の中である傾向が見えてきた。

都心に向かう電車ということは、最後まで乗っている人間は典型的なサラリーマンである。逆に近所のおばさんが都心に向かうことはない。

これらを判断するための適切な材料は何か?ズバリ服装である。服装をカテゴライズするとこうなる。

  • 学生服

学生は制服で容易に判断できる。大抵が近場の学校で、相当な狙い目だ。学生を見つけたら、いの一番で手前に立とう。

  • 軽装

平日の朝に主婦層やご老人がいれば、まず近場で降りる。荷物を持っていない、カジュアルな服装、子連れ、靴がハイヒールでない場合は遠くへは行かず、乗り換えがある駅で降りて行く可能性が大だ。女性の割合が多く、ここを見抜くことで座る確率がグッとあがる。

  • スーツ

スーツはサラリーマンの象徴。最悪の相手だ。どこに行くか見当もつかず判断することができない。絶対にスーツを着てる人の前に立たないこと。

モーション

基本的な判断は服装で判断する。

さらに確率を高めるため、避けるべき乗客のモーションを整理する。

  • 寝てる

寝る余裕があるというのは、目的地が相当先であるためだ。寝ている人の前には立たないこと。

スマホを扱う層はバリバリのリーマン、ウーマンなので危険だ。通勤時間は長いことが多い。

  • 音楽を聴いたり本を読んでいる

スマホよりはマシであるが、暇つぶしの道具を持っているというのはやはり危険。たとえば、一駅で降りるのならば本など持ち歩かない。まろんも以前、通勤は一駅だったが、本は持ち歩かなくなった。

  • 網棚の上に荷物を置いている

これはすぐに降りない気満々ではないか。

  • 何もせずぼっとしている

これが肝要。軽装でぼっとしている人は、大抵すぐにおりるのだ。過ごし方に工夫がないのは、乗り慣れていないか、目的地が近いからである。

禁断の秘技

車両の端にある優先座席の前に張り込む技だ。優先席を利用する人は遠出しないことが多い。しかし、他の人に譲らなければならないことがあるので、注意しよう。

失敗から学ぶ

なお、どんなに最善を尽くしても的を外すことがある。狙った席の隣が空いたりするときは、歯ぎしりものである。しかし、注目すべきは、おりる人の様相だ。どんな人が早い段階で降りたのか?これを見続けることで選球眼も鍛えられて行く。長い通勤人生。少しでも楽をしたいではないか。

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